SETUP / 事前準備

事前セットアップガイド
Claude Code を当日動かせる状態にする

この研修では、ターミナルから動くAIコーディングツール Claude Code を使います。前日までに、ターミナル環境・VSCode・Node.js・Claude Code 本体の準備と、サインイン・疎通確認、Zoomの接続確認を済ませてください。研修開始時点で claude コマンドが起動できる状態が目標です。

2026年8月17日(月)・オンライン(Zoom)
所要30〜60分(前日 8月16日までに完了)
Windows(WSL2) / Mac 両対応
準備の5ステップ+Zoom確認
10-20分

ターミナル環境

Windows は WSL2 + Ubuntu、Mac は標準ターミナル + Homebrew。

10分

VSCode と Node.js 18以上

コードを読む画面と、Claude Code の動作基盤を整えます。

10分

Claude Code 本体とサインイン

インストールし、Teamプランでログインして返答を確認します。

5分

Zoom 接続確認

音声と画面の共有に問題がないかを事前に確かめます。

SETUP 01

本ガイドの位置付けと全体像

皆さまは GitHub Copilot をお使いの開発エンジニアと伺っています。エディタ内で補完してくれる Copilot に対して、Claude Code はターミナルで対話しながらファイルを横断して読み書きする点が大きく違います。まずは動く状態を作ることをゴールにします。

ステップWindowsMac目安
1. ターミナル環境WSL2 + Ubuntu を有効化標準ターミナル + Homebrew10〜20分
2. エディタVSCode をインストール(共通)5分
3. Node.jsバージョン18以上(共通)5分
4. Claude Code公式インストーラまたは npm(共通)5分
5. サインイン・疎通Teamプランでログイン → 動作確認(共通)5分
この順番で進めてください

(1) ターミナル環境(Windows は WSL2、Mac は Homebrew)、(2) VSCode、(3) Node.js 18以上、(4) Claude Code 本体、(5) サインインと疎通確認。最後に Zoom の接続確認をして完了です。

SETUP 02

ターミナル環境の準備(Windows:WSL2 + Ubuntu)

Windows の方は WSL2 を使い、Ubuntu の上で Claude Code を動かします。Windows 標準の PowerShell でも起動はできますが、本研修では WSL2 上の Ubuntu で統一します。Mac の方はこの章を飛ばして次へ進んでください。

STEPWSL2 と Ubuntu のセットアップ(約15分)
1
管理者として PowerShell を開く

スタートメニューで「PowerShell」を右クリックし「管理者として実行」を選びます。

2
WSL と Ubuntu を入れる

次のコマンドを実行します。WSL 本体と Ubuntu が一緒に入ります。

wsl --install -d Ubuntu
3
再起動してユーザー設定

指示に従ってPCを再起動します。再起動後に Ubuntu が自動で起動し、Linux 側のユーザー名とパスワードの設定を求められます。任意の値を入力してください(このパスワードは後で sudo 実行時に使います)。

4
パッケージを最新化

Ubuntu のターミナルで次を実行します。

sudo apt update && sudo apt upgrade -y
5
バージョン確認

PowerShell で次を実行し、VERSION 列が 2 であれば問題ありません。

wsl -l -v
以降の作業は Ubuntu の中で

WSL2 の準備が終わったら、Node.js・Claude Code のインストールはすべて Ubuntu のターミナルの中で行ってください。Windows 側の PowerShell とは別環境です。VSCode から Ubuntu に接続する方法はこの後の章で案内します。

うまくいかないとき

wsl --install でエラーが出る場合は、Windows の機能で「仮想マシンプラットフォーム」と「Linux 用 Windows サブシステム」が有効か確認してください。社用PCで有効化が制限されている場合は、研修窓口にご相談ください。

SOURCES
SETUP 03

ターミナル環境の準備(Mac:標準ターミナル + Homebrew)

Mac の方は OS 標準のターミナルをそのまま使います。パッケージ管理に Homebrew を入れておくと、Node.js や Claude Code の導入と更新が楽になります。

STEPターミナルと Homebrew の準備(約10分)
1
ターミナルを起動

Launchpad もしくは「アプリケーション > ユーティリティ」から「ターミナル」を起動します。

2
Homebrew の確認

次を実行し、バージョンが表示されれば導入済みです。

brew --version
3
なければ導入

「command not found」と出た場合は、公式の手順でインストールします。途中で Mac のログインパスワードを求められます。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
4
パスを通す

インストール後、画面に表示される eval から始まる2行をそのまま実行し、brew へのパスを通します(Apple シリコンの場合)。

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
5
再確認

再度 brew --version を実行し、バージョンが表示されることを確認します。

Intel Mac の場合

Homebrew のパスが /usr/local/bin/brew になります。最新の導入手順は Homebrew 公式サイトに記載されています。

SOURCES
SETUP 04

VSCode の準備(Windows / Mac 共通)

演習ではコードの中身を VSCode で開きながら、Claude Code はターミナルで動かします。すでに導入済みの方は、ターミナルとの連携設定だけ確認してください。

STEPVSCode のインストールと連携確認(約5分)
1
インストール

VSCode 公式サイト からインストーラを入手し、画面の指示に従って導入します。

2
WSL 拡張(Windows のみ)

拡張機能ビューで「WSL」を検索し、Microsoft 製の WSL 拡張をインストールします。これで VSCode から Ubuntu 側のファイルを開けます。

3
接続確認(Windows のみ)

VSCode 左下の緑色のボタンから「WSL への接続」を選び、Ubuntu に接続できることを確認します。接続後、画面下の VSCode 内ターミナルが Ubuntu のシェルになります。

4
ターミナル確認(Mac)

VSCode を開き、メニューの「ターミナル > 新しいターミナル」で VSCode 内にターミナルが開くことを確認します。

研修中の画面構成

左側でコードを読み、画面下の VSCode 内ターミナルで claude を動かす形を想定しています。VSCode 内ターミナルからそのまま Claude Code を起動できると、コードの変更箇所をすぐ確認できて便利です。

SOURCES
SETUP 05

Node.js 18以上の準備

Claude Code を npm から入れる場合や、演習で Node.js 製ツールを動かす場合に備えて、Node.js のバージョン18以上を用意します。Windows は Ubuntu の中、Mac はターミナルで作業します。

STEPNode.js の確認とインストール(約5分)
1
バージョン確認

まず現在のバージョンを確認します。v18 以上が表示されれば、この章は飛ばして構いません。

node -v
2
Mac(Homebrew)
brew install node
3
Windows(Ubuntu)

NodeSource のセットアップスクリプトを使い、バージョン20系を導入します。

curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x | sudo -E bash - sudo apt install -y nodejs
4
再確認

最後に node -vnpm -v を実行し、どちらもバージョンが表示されることを確認します。

バージョン管理ツールを使っている場合

nvm や Volta などのバージョン管理ツールを普段お使いの場合は、そちらで18以上を有効にしていただいて構いません。

SOURCES
SETUP 06

Claude Code 本体のインストール

公式が推奨するネイティブインストーラを基本とします。社内ポリシーで npm 管理が望ましい場合は、npm 経由でも導入できます。どちらか一方で構いません。

06.1 方法A:公式インストーラ(推奨)

Mac / Linux / WSL(Ubuntu)では次を実行します。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Homebrew をお使いの Mac では次でも導入できます。

brew install --cask claude-code

06.2 方法B:npm 経由

npm で管理したい場合は次を実行します。更新は末尾を @latest にして再実行します。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストール後、バージョンが表示されれば成功です。

claude --version
SOURCES
SETUP 07

サインインと疎通確認(Teamプラン)

本研修では Claude Code の Teamプランを使います。アカウントは会社で手配される前提です。インストールが終わったら、サインインと API への疎通まで確認しておきます。

CHECK初回サインイン(約5分)
1
起動する

作業用に空のフォルダを作り、その中に移動して Claude Code を起動します。

mkdir claude-setup-check && cd claude-setup-check claude
2
ログインする

初回起動時にサインイン方法を聞かれます。ブラウザが開くので、会社から案内された Teamプランのアカウントでログインしてください。

3
返答を確認する

ログインが完了するとターミナルに戻り、プロンプトの入力待ち状態になります。試しに次のように入力して、返答が返ってくることを確認します。

この環境のOSとNode.jsのバージョンを教えてください
api.anthropic.com への疎通

社内プロキシやファイアウォールがある環境では、api.anthropic.com への HTTPS 通信が必要です。返答が返ってこない・タイムアウトする場合は、次のコマンドで疎通を確認してください。HTTP/2 200 等の応答が返れば通信は通っています。応答がない場合は、プロキシ設定や許可ドメインの追加を情報システム部門にご相談ください。

curl -I https://api.anthropic.com
SOURCES
SETUP 08

Zoom 接続確認

研修はオンライン(Zoom)で実施します。当日に音声・画面のトラブルで時間を失わないよう、事前にテストをお願いします。

CHECKZoomのテストミーティング(約5分)
1
テストに参加

ブラウザで zoom.us/test を開き、「参加」を押してテストミーティングに入ってください。

2
音声を確認

スピーカーとマイクのテスト画面で、音が聞こえること、自分の声が拾われていることを確認してください。

3
画面配置を準備

当日は VSCode・ターミナルと Zoom を切り替えながら進めます。モニターが2枚ある方は Zoom と作業画面を左右に分けておくと演習がスムーズです。

マイクについて

質問はチャット欄でも音声でも受け付けます。マイクが使えない環境でも受講に支障はありません。

SOURCES
SETUP 09

動作確認チェックリストとトラブルシューティング

研修前日までに、次の項目がすべて確認できていれば準備完了です。一つでも詰まったら、下の表を確認のうえ、解決しない場合は研修窓口にご連絡ください。

09.1 完了チェックリスト

09.2 よくあるつまずきと対処

症状主な原因対処
claude: command not foundパスが通っていない/インストール未完了ターミナルを開き直す。npm 導入なら npm install -g @anthropic-ai/claude-code を再実行
wsl --install が失敗する仮想化機能が無効BIOS/Windows 機能で仮想化を有効化。社用PCは情報システム部門に相談
Node のバージョンが古い旧バージョンが残っている本ガイド SETUP 05 の手順で18以上を導入し直す
サインイン画面が開かない既定ブラウザの問題表示される URL を手動でブラウザに貼り付けてログイン
返答が返らない/タイムアウトプロキシ・通信制限curl -I https://api.anthropic.com で疎通確認。通らなければ許可ドメイン追加を依頼
権限エラーでインストールできない管理者権限がない管理者権限で実行、または情報システム部門に導入を依頼
完璧でなくて大丈夫です

準備でご不明な点は、研修窓口または Givery 講師までお問い合わせください。当日の朝に最終確認の時間も設けます。エラーメッセージの全文を控えておくと解決が速くなります。